toggle
歯科医院のホームページ制作 病院のHP作製

オールオン4等のボーンアンカードブリッジ治療の治療内容・リスク副作用などについて

ここでは、医療広告ガイドラインに基づき、歯科インプラント治療におけるオールオン4等のボーンアンカードブリッジ治療についての治療内容・リスク・副作用について記述いたします。

治療内容

顎(上顎または下顎どちらか)に4~6本のインプラントを埋入し、そのインプラントを固定源にして10~12本連結のブリッジ歯を装着し見た目や噛み合わせの回復をはかる歯科インプラント治療。

健康保険と自費の適用・費用について

オールオン4等のボーンアンカードブリッジ治療は、自費診療となり健康保険対象外です。

  • オールオン4(片顎):250万~340万円(税別)

未承認医薬品、医療機器等の使用

当院では、オールオン4などのボーンアンカードブリッジ治療において国内で承認されていない未承認医薬品、医療機器等を使用しておりません。

リスク・副作用

  • 歯科インプラントにおけるオールオン4治療は外科手術を伴います。
  • 手術後の腫れ・痛みを伴うことがあります。個人差がありますが、痛み止めや抗生剤をお出ししております。一時的なもので、多くの場合2~3日で治まります。
  • インプラントを固定するために事前に骨造成治療が必要となることがあります。その場合、別途骨造成の費用がかかります。また骨造成治療後、骨ががしっかりと作られるまで3~6ヶ月間の治癒期間が必要です。骨造成が先に必要となる場合、インプラントがすぐに埋入できないことがあります。
  • 歯周病のある方、心疾患、骨粗鬆症等、内科的な疾患のある方は、オールオン4が適さないケースもあります。また普段服薬しているお薬等も治療に影響する事があります。
  • 免疫力や抵抗力が低下している方、歯周病の発生リスクの高いとされる糖尿病の方、口腔内の衛生状態の悪い方や、あごの骨が足りない方、喫煙者の方は、オールオン4治療がすぐにできない事があります
  • 血管損傷・神経麻痺のリスクが伴います。これは血管や神経が「ドリル」や「インプラント自体」によって損傷することで起こるリスクです。インプラント手術の検査~計画を入念に行うことでこのトラブルを回避できます。起こった場合は、回復に数日~数週間の時間が必要です。
  • 上顎にインプラントを埋入する際は、上顎洞膜を破る可能性があります。その場合、他に埋めることが可能な場所を検討します。手術後に抗生剤を服用する事で感染予防をし、膜が自然にふさがるまで治癒を待ちます。
  • お身体の状態や細菌感染により、術後インプラントが骨と結合しない場合があります。この場合、原因を取り除いてご希望により再治療を行います。
  • 口腔内の衛生状態が悪い方、歯ぎしり、くいしばりの強い方はインプラント周囲炎(インプラントの歯周病)を引き起こす可能性があります。日ごろから丁寧なメインテナンスが必要となり、咬合調整やナイトガード(マウスピース)の装着も必要になる場合があります。
  • 骨の成長途中になるお子様(およそ18歳未満の方)、妊婦の方はオールオン4が受けられません。