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歯科における骨造成治療の内容・リスク副作用などについて

ここでは、医療広告ガイドラインに基づき、歯科治療におけるGBR、ソケットリフト、サイナスリスト、ボーングラフト、ソケットプリザベーション、スプリットクレスト等、骨造成治療についての治療内容・リスク・副作用について記述いたします。

治療内容・このようなケースに

歯科インプラント治療前に、インプラントスクリューを固定源にするための十分な骨の厚み・量が顎の骨に足りない場合に、骨補填材や自家骨、再生材料などを使い、骨の量や厚みを回復・追加する治療方法。歯周病や不正咬合で歯ぐきが下がった場合などの歯ぐきのボリューム回復にも適応されることがある。

  • インプラントを埋入するだけの十分な骨の厚みや量がない場合
  • 抜歯後に歯茎のボリュームを確保したい場合
  • 歯周病や噛み合わせ不良などで歯ぐきと骨が溶けてなくなっている場合

健康保険と自費の適用、費用について

骨造成治療は、自費診療となり健康保険対象外です。

  • 費用:5万~30万円(税別)

未承認医薬品、医療機器等の使用

当院では、骨造成・再生治療において国内で承認されていない未承認医薬品、医療機器等を使用しておりません。

リスク・副作用

  • 骨造成治療は外科手術を伴います。
  • 手術後の腫れ・痛みを伴うことがあります。個人差がありますが、痛み止めや抗生剤をお出ししております。一時的なもので、多くの場合2~3日で治まります。
  • 骨造成治療後、骨ががしっかりと作られるまで3~6ヶ月間の治癒期間が必要です。
  • 歯周病のある方、心疾患、骨粗鬆症等、内科的な疾患のある方は、骨造成治療が適さないケースもあります。また普段服薬しているお薬等も治療に影響する事があります。
  • 免疫力や抵抗力が低下している方、歯周病の発生リスクの高いとされる糖尿病の方、口腔内の衛生状態の悪い方や、あごの骨が足りない方、喫煙者の方は、骨造成治療がすぐにできない事があります。
  • サイナスリフト・ソケットリフトをする際は、上顎洞膜を破る可能性があります。手術後に抗生剤を服用する事で感染予防をし、膜が自然にふさがるまで治癒を待ちます。
  • お身体の状態や細菌感染により、骨補填材と骨と結合しない場合があります。この場合、原因を取り除いてご希望により再治療を行います。
  • 骨の成長途中になるお子様(およそ18歳未満の方)、妊婦の方は骨造成治療が受けられません。